沖永良部芭蕉布協議会

沖永良部の芭蕉布

Okinoerabu Banana Fabric

のれんのれん

藍と珊瑚樹で染めた、芭蕉布ののれん。
軽くて素朴で、やさしく風を受け止めてくれる芭蕉布ののれんには、太陽が良く似合います。陽の光を受けると芭蕉布の透明感が際立ち、とても美しい佇まいを見せてくれるのです。
夕方、わずかな風にそよぐのれんを見ると、自然から生まれた芭蕉布は自然との相性がいいのだと、改めて感じさせてくれます。その光景を見られるだけでも、こののれんを手元に置いておく意味はもう充分に果たせたのだと、幸せな気持ちに包まれます。

自然となじむ涼やかな佇まいを間近でみると、おそらく誰しもがそんな思いを抱くのでしょう。百貨店などに出しても瞬く間に引き取り手が決まってしまうため、残念ながらなかなか皆様にお披露目する機会がないのですが、こちらでオーダーをいただければ心を込めてお作りいたします。

強い主張はありませんが、蕎麦屋の軒先に、割烹の入り口に、掛けてあるとふと目が留まる、そんな不思議な魅力があるのれん。3連のものはお店に、2連のものはご自宅の廊下に、ぜひとも少し風が通る場所に掛けていただけると、芭蕉布のれんの美しさを十分に堪能できるはずです。木造の家にお住まいの皆様、特におすすめです。